なかの幼稚園ブログ

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二中の記念誌に書きました

二中記念誌
八王子第二中学校の70周年の記念誌に 祝辞に代えて 「生徒の皆さんへのエール」を書きました
お読みいただき感想をいただけたら幸いです。

以下文章

先日、皆さんの運動会を参観させていただきました。運動の得意な人もいればそうでない人もいる、一番があればビリもある。でもそんなことに関係なく、その姿は美しいし、かっこいい。十三、十四、十五の年代、思春期、真っただ中の皆さんだからこその美しさや、逞しさがそこにありました。

でもこの青春時代、スマホにのめり込んだり、親と口を利かなかったり、先生や仲間、親のちょっとした言葉に感情を爆発させたり、私にもまたわが子にも、そうした時代はありました。運動会の姿からは想像できない、不思議でならなかったのですが、その訳を先日、偶然見たNHKの番組で知りました。

最新の脳科学では、人間の脳を上から見るとその「表層部分は後ろの方から発達し前方へと成長が進む」そして思春期、「成長ホルモンや性ホルモンが体だけでなく、後ろから成長が進んだ脳の中央部の活動も盛んにする」そこには、感情を爆発させる側坐核やリスク行動を好む扁桃体があるとのこと。そしてもう一つ、記憶をつかさどる「海馬という部分」もある。周辺が刺激され海馬も活発になることで「とんでもない記憶力が生まれる」時代でもあるそうです。

感情抑えたりリスクのある行動を制御する「前頭前野」は脳の前の方にあるため、後ろから成長する脳は感情やリスク行動を阻むことはまだ出来ないといことでした。しかし、その時の感情をおさえる前頭前野の成長が遅れるから、人間は新たなことにチャレンジできるし仲間ともその瞬間の喜びや悲しみを共有できる。

これが私のみた運動会での皆さんの姿にあったのかも知れません。今皆さんは危うくて、可能性に向かってチャレンジしようという時代を生きているということでしょうか。記憶力も爆発的に伸びるという、体も大きく変わって行く。

すでに成長も終わり、その前頭前野さえ固くなった自分には皆さんがまぶしく見えるのです。ご自身の魅力に気付きその可能性に向かって、チャレンジして下さることを願っています。そして今日は皆さんの合唱を聞かせていただきます。