Q1. 私立なのに「制服」を
着ていませんね。
制服が必要なのでしょうか?
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子ども達はいつも活動的です。また私達も子ども達に活動的であって欲しいと願っています。子どもが着飾ることを選ぶか、活動的であることを選ぶか。 「幼稚園を選ぶ」ということは、子どもにどんな生活をして欲しいか、どんな少年、青年期を迎えて欲しいか、それを選択することでもあるのです。 私たちは私学ではあるのですが、制服は子ども達の主体的、活動的な生活には必要ない、むしろマイナスが多いと感じています。 【上に戻る】 |
Q2.なかの幼稚園ではなぜ給食でなくお弁当なのですか?
お母さんにお手数をかけるお弁当なのです。 |

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3才〜5才の子ども達、まだまだ個人差のおおきな時代、全員が同じ物を毎日食べるなんて、無理がある。その子にあった食事を用意できるのはお母さんだけ。違いますか?。 そして、我が子がお昼にどんなものを、どれだけ食べたのかお母さんが知ることは、親として当然の権利なのです。 コンビニ行けば何でも揃う、電話をすればほとんどのものが届く、そんな時代に「お弁当」なんて似合いません。でも似合う、似合わないではありません。手を抜けば、いくらでも手を抜けて、手をかければ、いくら掛けても足りないと感じる、それが子育て。この年代に手を掛けてあげてください。それが子どもにとても、親にとっても自信となるはずです。お弁当は親子の大事な絆のひとつです。
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Q3.なかの幼稚園では自由な時間が多いのはなぜですか?
子ども達には自由な時間が必要なのです。
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この年齢の子ども達、入園する前までの生活は「洋服を着なさい」「そこでなく、こちら側を歩きなさい」など、現代生活の中ではやむを得ず大人の指示に従わなくてはなりません。そんな現実の生活はあるのですが幼稚園の中ではそうした指示をできるだけ少なくしながら、自ら発見する、自ら行動する。そうしたことを大切にしたいと考えています。 自分がやりたいと思ったことをやってみる。 「出来たよ、面白かった」 「出来なかったけど次はこうしてみたい」 子どもが自分の力に気付き、やがて自分の世界を作り出す。この様な体験がその源になるのです。自由な空間、自由な時間を子ども達に用意すること、それが今、最も大切な大人の役割なのです。
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Q4.遊びばかりで授業はないのですか?
遊びと活動
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なかの幼稚園では遊びを大切にしています。また授業という言葉はありません。クラスの仲間が同じことに取り組む、全員で一つのこと(なかの幼稚園では授業でなく活動と呼んでいます。)をすることは大切にしています。 3才児クラス、4才児クラスでは描画や製作、歌やリズムなどがそうした活動に当ります。また5才児クラスではその他に 「小さいクラスの仲間のためにお店屋さんを開く」 「クラス対抗のリレーをする」 といったことも活動になります。 クラスが集まり仲間の報告を聞く、担任の話や絵本や紙芝居を読んでもらう、あるいは歌やリズム、体育的活動を行うことも大切にしています。
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Q5.文字を教えたり、英語の指導をしないのはなぜですか?
「文字」「英語」という前にもっと大事なことがある。
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「右、左」「上、下」など空間を抽象的に認識出来ていないこの年齢の子ども達に、全員同時に文字指導をするといったことは好ましくありません。また日本語を正確に使いこなしていない子ども達に違う言語を教えることには賛成できません。 言葉は話すためだけの道具ではありません。頭の中で考える、思考するための大事な道具です。二つ以上の言語を同時に学ぶことで思考するために必要な第一言語が育たない、そんな危険もあるのです。 「将来、国際人として活躍するために、ぜひ」 と考えているお父さん、お母さん、いましばらく待ってあげてください。違う人の意見を聞いて自分の考えを変更したりもできる年頃まで。言葉は流暢に話せてもその中身が育たなくては宝の持ち腐れと言えそうです。
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Q6.なかの幼稚園では何を大事にしているのですか?
子ども達の生活とそのための環境が大事だと考えています。
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環境
園舎 1992年11月に新しい園舎が完成しました。 子どものための豊かな空間。子どもが仲間との生活を作り出すための創造的な空間を作りたいと考え設計しました。 庭に面しだ部分は全てガラスです。勿論安全な物を使用しています。開放的であること、部屋は子ども達を閉じ込める場所ではないと考えています。 そして、木製のテラス。単に渡り廊下というのでなく、ここは子ども達がお家ごっこやお店屋さんごっこをする場所にもなります。時にはクラスの仲間とお弁当を食べる場所に。また、ここにある下駄箱は子どもが登ったり降りたりも出来る遊具になっています。 3才児の保育室は4.5歳とは少し離れて東側にあります。4、5才児と比べ少し小さな空間を用意しました。 4、5才児のクラスは2クラスずつが隣同士となり、裏側に共有スペースを持っています。 子どもの遊びや活動に合わせて部屋の空間を広くしたり狭くしたりすることが可能です。また、このスペースでの遊びは、隣り合った二つのクラスが交流して遊ぶことも期待しています。 各共有スペースの一角にトイレがあります。トイレはできるだけ明るく、開かれた空間になるよう工夫しました。
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庭
2000年8月 園庭の改修工事が終わりました。 園庭は市内でも1、2の広さを持っています。南側には子ども達の畑、子ども達が野菜などを育てて自分達で調理して食べたり、秋には虫取りができる貴重な広場です。 中央は年長の子ども達を中心にしたボールあそびが出来るスペースと、仲間と鬼ごっこ等、走り回ることの出来るスペースとに分かれています。 砂場は3歳児棟の前と4、5歳児棟の中央の二箇所。 年齢によって遊びの内容も違います。年上の子に遊びを壊されたり、小さい子に遠慮して遊んだり。そんな心配のいらない様に少し離れて二ヶ所用意しました。 同じ考えで夏にはプールを三つ用意します。 年齢ごと、その遊びや活動に合わせて深さを変えています。プールは仮設のものを用意しています。(一年中そこに有ったのでは三つは多すぎます。) 遊具は子ども達の安心して遊べるものと、「ちょっと恐いけどやってみようかな」と挑戦してみようと思えるものとがあります。 安心して仲間と話しながら遊んだり、「怖いぞ」と思って少々緊張しながらチャレンジする。子ども世界にはこの二つの要素が大事だと考えています。 畑の近くにあるのはうさぎとにわとりのいる飼育小屋です。飼育小屋の前はそうした動物と遊ぶための広場になっています。
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生活
子どもの生活を創り出すこと、これがなかの幼稚園の教育のもっとも大きな柱になっています。 自分を見つける 3歳、4歳の子ども達が自分を見つけると言うことは、自分のやりたいことを見つけること。そして、それにむかって自らから取り組むこと。やれた満足感や成就感を通して自己発見を繰り返していくのです。ですから彼らに「楽しそうでしょ、遊んでみない」と語りかけてくれる環境が重要な役割を持つのです。 また、回りの大人も、指示や命令を下すことが役割の中心ではありません。出来たことを認め、共に悦ぶことが大切になります。時には失敗もする、そこで共に考え、共に悩む。子どもと一緒に遊ぶことがなかのの教職員の一番大切な仕事です。 仲間に出会う 子ども達はやがて仲間に出会い、自分を主張し、仲間のそれにも耳を傾ける。仲間との生活の中ではケンカも起こります。時にいじめたり、いじめられたり。沢山のトラブルにも出会います。しかしこのトラブルを大人が恐れてはいけません。トラブルを通してルールも役割も、表現することも、沢山のことを子ども達は学んで行くのです。 共通の目的を持って 仲間との生活を豊に体験してきた子ども達はやがて、自分のしなくてはならない事柄や役割に気付き、やがて仲間と共通の目的を持ってその実現に向かって努力していってくれます。 その目的は同じ園で生活する小さな仲間のためであったり、時にはお父さんやお母さんのためであったり。子ども達なりの企画を立て、その実現のために仲間と一緒に行動する。そして、その企画が実現したときの達成感、充実感が子ども達の大事な力になる。私たちはそれを信じ、日々を積み重ねています。
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Q7.延長保育はあるのですか?
2001年1月から延長保育も行っています。「なかのクラブ」と呼んでいます。
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(おやつ代を含め、500円が必要です、詳しくは入園時の資料等で) 保育終了から午後5時まで、土日、祭日(幼稚園がお休みの日)を除く毎日行っています。 夏休みや冬休み、春休みなど長期の休みの期間も行っています。(8:30〜17:00) なかの幼稚園では、幼児期の子ども達が仲間と過ごすことも大事、一方でお母さんと何気ない時間を共にすることも重要であると考えています。 この制度はお母さんがどうしても時間の都合のつかないときに、支援をする。そのための取り組みです。事情の許すときは、お母さんと共に過ごしていただくことを基本に、その日の都合でお迎えの時間に間に合わない時などに利用していただいています。 4,5歳児は4月当初から3歳児は2学期から行っています。(詳しくは、募集資料と共にお渡しする「なかのクラブのお知らせ」をご覧下さい。)
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Q8.なかのに子どもを通わせるのに必要な経費は?
以下は2007年度の経費予定です。
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入園時 入園料70,000円 施設費20,000円 手数料10,000円 (この他に通園カバンやクレヨンなど10,000円位かかります。) 月々の経費 4歳児 保育料21,000円、教材費1,000円 3歳児 保育料22,000円、教材費1,000円 (この他に月刊の絵本代とPTA会費など、約1,000円位) これは2009年度の経費です。詳しくは、10月15日から配布する募集要項でご確認下さい。
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